栃木県

栃木県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

栃木 観光ガイド

栃木県の観光・旅行 Info

日光エリア:歴史と自然の宝庫

日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)

徳川家康公を祀る世界遺産で、日本を代表する建築美の神社。国宝・陽明門や「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿彫刻が有名です。

華厳ノ滝(けごんのたき)

標高1,200mに位置する中禅寺湖の水が高さ97mから落ちる名瀑。秋の紅葉シーズンには絶景が楽しめます。

中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)

周囲約25kmの美しい湖。遊覧船やカヌー体験も可能で、春夏秋冬それぞれ違った表情が楽しめます。

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那須エリア:高原リゾートと動物とのふれあい

那須高原(なすこうげん)

避暑地として人気の高原エリア。牧場、テーマパーク、温泉、美術館など、家族連れにもカップルにもおすすめです。

那須どうぶつ王国

動物とのふれあいが楽しめるテーマパーク。アルパカやカピバラ、バードショーなど、魅力的な展示が豊富です。

那須岳(茶臼岳)

活火山である那須連山の主峰。ロープウェイで山頂近くまで登ることができ、手軽に登山気分が味わえます。

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鬼怒川・塩原エリア:温泉と遊びが満載

鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)

渓谷沿いに広がる名湯で、日光観光の拠点にも最適。足湯や旅館の露天風呂でリラックスできます。

東武ワールドスクウェア

世界の有名建築物を25分の1スケールで再現したテーマパーク。家族連れに人気です。

塩原温泉郷(しおばらおんせんきょう)

11の温泉地からなる歴史ある温泉郷。紅葉の時期にはもみじ谷大吊橋からの景色が絶景です。

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宇都宮・益子エリア:グルメと文化体験

宇都宮餃子

宇都宮市は「餃子のまち」として有名。市内には数多くの餃子専門店があり、食べ歩きが楽しめます。

大谷資料館(おおやしりょうかん)

大谷石を切り出した巨大地下空間。ライトアップされた空間は幻想的で、撮影スポットとしても人気です。

益子焼の里(ましこやき)

陶芸の町として知られる益子町では、陶芸体験や窯元巡りが楽しめます。春・秋には陶器市も開催され、多くの観光客で賑わいます。

栃木県のグルメガイド

宇都宮市エリア

名産品・ローカルフード

宇都宮餃子(うつのみやぎょうざ)が有名で、皮はもちもち、中はジューシーな仕上がりが特徴。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子と多様に楽しめます。

人気のレストラン

おすすめのお土産

宇都宮餃子のお土産用冷凍パックは駅や道の駅で購入可能。餃子サブレや餃子せんべいなどユニークな餃子関連菓子も人気です。

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日光市エリア

名産品・ローカルフード

ゆば(湯波)料理が有名で、精進料理としても親しまれてきました。刺身風や揚げ、煮物などで楽しめます。

人気のレストラン

おすすめのお土産

日光ゆばの真空パックや、地元銘菓「日光甚五郎煎餅」、「三猿羊羹」などが人気です。

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那須高原エリア

名産品・ローカルフード

那須高原牛乳高原野菜那須和牛など自然の恵みを生かしたグルメが豊富です。那須のチーズケーキやジェラートも絶品です。

人気のレストラン

おすすめのお土産

御用邸チーズケーキは定番のお土産。その他、地ビール、ジャム、ベーコンなどの加工品も喜ばれます。

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益子・真岡エリア

名産品・ローカルフード

益子焼(ましこやき)が代表的な伝統工芸品。食材ではいちごが有名で、とちおとめを使ったスイーツが人気です。

人気のレストラン

おすすめのお土産

益子焼の器やとちおとめのジャム・ゼリー・ドライいちごなどが人気。春と秋の陶器市では限定品も多数販売されます。

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佐野・足利エリア

名産品・ローカルフード

佐野ラーメン足利シュウマイなど、素朴で飽きのこない味わいが特徴です。足利ではくず餅や和菓子も有名です。

人気のレストラン

おすすめのお土産

佐野ラーメンのインスタントパック足利銘菓「しんこ団子」、ワイン、足利織物製品などがおすすめです。

栃木県の季節の祭り・イベント

春の祭り・イベント

日光東照宮 春季例大祭(にっこうとうしょうぐう しゅんきれいたいさい)

開催時期:5月17日・18日
開催場所:日光市・日光東照宮

天下泰平と五穀豊穣を祈願する厳粛な神事で、最も見応えがあるのは「百物揃千人武者行列(ひゃくものぞろえせんにんむしゃぎょうれつ)」です。江戸時代の武士たちの装束をまとった約1,000人が、東照宮から旧日光街道を練り歩く壮観なパレードです。

佐野さくらまつり

開催時期:4月上旬
開催場所:佐野市・出流原弁天池公園周辺

桜の名所として知られる佐野市で行われる花見イベントです。夜桜のライトアップや露店も出店され、地元住民や観光客でにぎわいます。

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夏の祭り・イベント

宇都宮花火大会

開催時期:8月上旬
開催場所:宇都宮市・道場宿緑地

県内最大級の花火大会で、約30,000発の花火が打ち上げられます。音楽とのコラボレーションによる演出が特徴で、会場は家族連れやカップルでにぎわいます。

おやまサマーフェスティバル

開催時期:8月中旬
開催場所:小山市・思川河畔

踊り、パレード、花火大会などが3日間にわたって開催される夏の風物詩です。思川に映える花火の美しさは格別です。

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秋の祭り・イベント

日光東照宮 秋季例大祭

開催時期:10月17日・18日
開催場所:日光市・日光東照宮

春と並ぶ規模で行われる大祭で、再び「百物揃千人武者行列」が登場します。秋の紅葉と相まって、より風情のある雰囲気が楽しめます。

益子秋の陶器市

開催時期:11月初旬(文化の日を含む期間)
開催場所:益子町中心市街地

益子焼の窯元や作家が軒を連ね、陶器を展示・販売する一大イベント。掘り出し物を求めるファンが全国から訪れます。食や音楽イベントも充実。

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冬の祭り・イベント

足利イルミネーション(あしかがフラワーパーク)

開催時期:10月下旬〜2月中旬
開催場所:足利市・あしかがフラワーパーク

「日本三大イルミネーション」に選ばれた全国屈指のライトアップイベント。約500万球の電飾が園内を幻想的に彩ります。

那須高原 雪あそびフェスタ

開催時期:1月〜2月
開催場所:那須町各所(スキー場や道の駅など)

子ども向けの雪遊び広場や雪上アクティビティ、グルメ屋台などが展開され、家族連れに人気です。那須温泉と組み合わせて楽しめます。

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特徴的なイベント・文化

山車(だし)や屋台文化

栃木市や足利市、鹿沼市などでは、歴史ある山車や屋台が曳かれる祭りが多く見られます。職人技が光る彫刻や装飾、祭囃子の音色は、栃木の伝統文化を今に伝える貴重な存在です。

地域密着型の行事

栃木県では、地区ごとに小さな伝統行事が息づいており、旅行中に偶然出会える「地元の祭り」も魅力の一つです。神社の例大祭や農産物感謝祭など、地元の人々とふれあえる機会が豊富です。

栃木県の気温・天候

栃木県(とちぎけん)は関東地方の北部に位置し、標高差が大きいため、平地と山間部で気候が大きく異なります。夏と冬の寒暖差が大きく、四季がはっきりしているのが特徴です。日光や那須など標高の高い地域は冷涼な気候で、首都圏に近い平野部(宇都宮、小山など)は内陸性の気候で夏は暑く冬は寒くなります。

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春(3月〜5月)

気温と気候

春の気温は徐々に上昇し、3月で最高気温は10〜13℃、5月には20〜25℃ほどとなります。朝晩はまだ冷える日も多いですが、日中は過ごしやすくなり、桜や新緑が美しい季節です。

服装の目安

3月はコートが必要で、4月以降は軽めの上着で対応できます。特に那須や日光の高原地帯では気温が低めなので、防寒具は必携です。

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梅雨(6月〜7月中旬)

気温と降水

梅雨時期は気温が20〜27℃程度で蒸し暑く、雨の日が多くなります。とくに宇都宮や小山などの平野部では湿度が高く、蒸し暑さが感じられます。

降水の特徴

1年の中でも降水量が多くなる時期であり、急な雷雨や長時間の雨も見られます。山間部では霧が出やすく、運転や登山時には注意が必要です。

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夏(7月中旬〜9月)

気温と暑さ

平野部では最高気温が30〜35℃に達し、猛暑日も珍しくありません。一方で、日光や那須高原では涼しく、避暑地として人気があります。

台風と大雨

夏の終わりには台風の接近があり、特に8月下旬〜9月上旬には注意が必要です。台風の影響で大雨や河川の増水、交通機関の乱れが発生することもあります。

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秋(10月〜11月)

気温と気候

10月の平均気温は15〜20℃、11月には10℃を下回ることもあります。空気が乾燥し、晴天の日が多く、旅行には最適の季節です。特に日光や那須の紅葉は有名で、多くの観光客が訪れます。

服装の目安

10月は薄手の長袖やジャケット、11月はセーターやコートが必要になります。高原では朝晩が冷え込みますので防寒対策を。

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冬(12月〜2月)

気温と降雪

宇都宮など平野部でも最低気温が0℃を下回る日が多く、日中の最高気温も5〜10℃程度になります。
那須や日光、奥日光などの山間部では積雪がありスキーや雪見温泉を楽しめる一方、車の運転にはスタッドレスタイヤが必要です。

乾燥と寒さ

冬は雨が少なく晴天率が高い反面、乾燥が激しくインフルエンザなどの感染症にも注意が必要です。また、風が冷たいため、耳当てや手袋などの小物もあると快適です。

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雨・台風などの気象特徴

年間降水の傾向

栃木県は内陸部でありながら、山間部が多いため年間降水量は1,200〜1,800mm程度です。梅雨と台風シーズンに集中して降る傾向があります。

雷の多さ

宇都宮や小山周辺では「雷都(らいと)」と呼ばれるほど雷が多く、夏から秋にかけて発生しやすいのが特徴です。特に午後になると大気が不安定になりやすく、急な雷雨に注意が必要です。

台風の影響

太平洋側に位置しているため、直撃は少ないものの、台風が関東地方をかすめる際に影響を受けることがあります。旅行の際は天気予報や交通情報をこまめに確認することが大切です。

栃木県へのアクセス

電車でのアクセス

東京方面からのアクセス

栃木県は東京からのアクセスが非常に良好で、日帰り旅行も可能です。

JR東北新幹線(やまびこ・なすの)

東京駅・上野駅からJR東北新幹線を利用すると、宇都宮駅まで最速約50分で到着します。那須塩原駅や小山駅にも停車する列車があります。

JR宇都宮線(東北本線)

普通列車を利用する場合は、上野駅からJR宇都宮線で約1時間45分で宇都宮駅に到着します。途中の小山駅や古河駅も栃木県内です。

東武鉄道

東武浅草駅から東武特急「スペーシア」や「リバティ」を利用すると、日光方面へ約1時間50分でアクセス可能です。鬼怒川温泉や下今市方面も直通運転があります。

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自動車でのアクセス

高速道路利用

首都圏から車で訪れる場合、以下の高速道路を使うと便利です。

東北自動車道

浦和ICから宇都宮ICまでは約1時間30分。栃木IC、佐野藤岡IC、那須ICなど、県内の主要都市に複数のICがあります。

北関東自動車道

茨城県や群馬県方面からは、北関東道経由で宇都宮・足利・真岡方面へスムーズにアクセスできます。東北道とも連結しているため周遊にも便利です。

日光宇都宮道路

日光へ向かう場合は、宇都宮ICから日光宇都宮道路(有料道路)を使うと約40分で日光ICへアクセスできます。

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高速バスでのアクセス

東京・新宿・池袋から

各バスターミナルから栃木県内(宇都宮・日光・那須など)への高速バスが多数運行されています。所要時間は約2〜3時間で、料金は新幹線より安価です。

主な高速バス路線
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周辺県からのアクセス

群馬・茨城・福島から

群馬県から

前橋・高崎からは、北関東自動車道や国道50号を経由して、足利・佐野方面へアクセス可能。車で約1〜1.5時間です。

茨城県から

水戸・笠間方面からは、北関東道で栃木県東部(真岡・益子方面)にアクセスしやすく、車で約1.5〜2時間です。

福島県から

白河・郡山方面からは東北自動車道を南下することで、那須・宇都宮へ約1〜2時間でアクセス可能です。

栃木県の移動手段

電車による移動

JR線

栃木県内にはJR東北本線(宇都宮線)JR日光線JR両毛線などが走っており、宇都宮・小山・栃木・足利・日光といった主要都市間を移動するのに便利です。

例:

東武鉄道

東京方面からのアクセスにも便利な東武鉄道日光線鬼怒川線宇都宮線

例:
  • 東武宇都宮〜新鹿沼:約25分
  • 下今市〜鬼怒川温泉:約20分
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バスによる移動

路線バス

栃木県内には関東自動車など複数のバス会社が運行しており、観光地や鉄道駅を結ぶ便利な路線があります。

主な利用例:
  • 宇都宮駅〜大谷資料館(約35分)
  • 日光駅〜華厳の滝(約40分)
  • 鬼怒川温泉駅〜東武ワールドスクウェア(約10分)

観光周遊バス

日光エリアには「世界遺産めぐりバス」や、「中禅寺温泉シャトルバス」などの観光客向けの周遊バスが充実しており、主要な観光スポットを効率よく巡れます。

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車(自家用車・レンタカー)での移動

栃木県は都市間の距離がやや長く、特に那須高原・奥日光・益子焼の窯元巡りなどでは車が最も効率的です。主要駅(宇都宮駅・日光駅・那須塩原駅など)にはレンタカー会社の営業所も充実しています。

おすすめ利用場面:
  • 那須高原で牧場・美術館巡り
  • 益子焼の窯元やギャラリー巡り
  • 日光市街から中禅寺湖・戦場ヶ原へのアクセス
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レンタサイクル

宇都宮市・栃木市・益子町などでは観光向けにレンタサイクルが利用可能です。特に市街地や温泉地での散策、歴史ある町並みをゆっくり楽しむのに最適です。

導入例:
  • 宇都宮市:宮サイクルステーション
  • 栃木市:蔵の街レンタサイクル
  • 益子町:道の駅ましこ内のサイクルポート
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タクシー

主要駅や観光地にはタクシー乗り場があり、短距離移動や交通の便が悪い場所へのアクセスに便利です。配車アプリや電話での予約も可能です。

栃木県の観光コース

1日〜2日で満喫!日光・鬼怒川エリアモデルコース

1日目:世界遺産 日光の社寺めぐり

日光東照宮

世界遺産に登録された栃木県随一の名所。徳川家康を祀る荘厳な建築と彫刻美は必見です。

日光二荒山神社・輪王寺

東照宮と共に「日光の社寺」として世界遺産に登録された古社。神仏習合の歴史が感じられます。

神橋・日光市街で食べ歩き

名物の湯葉料理ゆばまんじゅうを味わいながら、風情ある町並みを散策しましょう。

2日目:大自然と温泉を満喫

華厳の滝・中禅寺湖

日本三名瀑のひとつ。中禅寺湖周辺は四季折々の景観が美しく、特に紅葉期は絶景です。

鬼怒川温泉街

疲れを癒す温泉地として人気。ロープウェイや日帰り入浴も楽しめます。

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癒しとアートの町歩き:益子・真岡・足利エリア

1日目:益子町で陶芸体験とカフェ巡り

益子焼の窯元やギャラリーめぐり

益子参考館陶芸メッセ・益子を訪ね、実際にろくろ体験もできます。

カフェで地元野菜ランチ

おしゃれな古民家カフェが点在し、地産地消の料理をゆっくり堪能できます。

2日目:足利で歴史と花のコース

足利学校・鑁阿寺(ばんなじ)

日本最古の学校として知られる足利学校と、室町ゆかりの鑁阿寺は歴史ファンに人気です。

あしかがフラワーパーク(季節限定)

春の大藤、冬のイルミネーションは全国的にも有名。幻想的な空間を味わえます。

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那須高原と塩原温泉郷:自然と癒しのリゾートコース

1日目:那須高原ドライブと観光スポット

那須どうぶつ王国・那須ハイランドパーク

家族連れやカップルにおすすめのテーマパーク。動物とのふれあいや絶叫アトラクションが満載です。

那須高原のカフェ・チーズガーデン

人気の御用邸チーズケーキを味わえる休憩スポット。お土産にもぴったり。

2日目:塩原温泉と渓谷歩き

塩原温泉郷でのんびり

歴史ある温泉地で、多くの旅館では日帰り入浴も可能です。自然に囲まれて癒されます。

回顧(みかえり)の滝・もみじ谷大吊橋

四季折々の渓谷美と紅葉、吊橋からの絶景は心に残る体験です。

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小江戸の町並みと自然を巡る:栃木市・蔵の街エリア

栃木市蔵の街散策

江戸情緒が残る蔵造りの町並みをそぞろ歩き。「とちぎ山車会館」で伝統の祭り文化にも触れられます。

巴波川(うずまがわ)遊覧船

小舟に乗って蔵の街を水の上から眺める風情ある体験もできます。

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