歌川広重の版画と肉筆画は合計94点収蔵されており、他にも小林清親、川村清雄、徳富蘇峰などの作品や関連資料約4500点が展示されています。特に、「天童広重」と呼ばれる肉筆画は40点以上所蔵されており、これは全国の美術館でも多い貴重なコレクションです。
実業家の青木藤作(現さくら市生まれ)が大正から昭和にかけて収集した歌川広重の肉筆画や版画、徳富蘇峰の書をはじめとする浮世絵、工芸品、書籍などを中心とする約4200点のコレクションの寄贈を受け、2000年に開館しました。
美術館の建物は国立競技場設計の世界的に有名な建築家 隈研吾によってデザインされ、地元産の八溝杉が使用されるなど、周囲の景観と広重芸術が調和した建築物です。 2000年には林野庁長官賞、マロニエ建築賞(2000年、栃木県知事)、村野藤吾賞(2001年)、第42回BCS賞(2001年)、そして日本建築学会作品選奨(2003年)を受賞しています。
美術館の周辺には蕎麦屋や洋食レストラン、さらには美術館内に併設されたカフェ(不定期営業)もあります。
9:30〜17:00
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
祝日の翌日(土・日曜日は開館)
展示替え期間
館内燻蒸作業期間
年末年始
企画展
一般 500円
大高生 300円
中学生以下 無料
特別展
一般 700円
大高生 400円
中学生以下 無料
電車・バス JR東北本線(宇都宮線)氏家駅東口から関東バス「馬頭車庫行き」室町バス停下車、徒歩約3分
JR烏山線烏山駅コミュニティバス室町バス停下車 徒歩3分
車 東北自動車道矢板ICより約45分、または常磐自動車道那珂ICより70分、道の駅ばとうから約5分、那須塩原駅から約50分