織姫山中腹に位置する朱塗りの美しい神殿が特徴の神社です。創建は1879年で、八千々姫命と天御鉾命を祀っています。産業振興を祈願して建てられました。
緑に囲まれた山の中に建っています。歴史と伝統を誇る足利の機業地の守護神を祀っており、産業振興や縁結びのご利益があると信じられています。
足利音頭にも、足利を訪れる際には織姫様の赤いお宮を目印にするという歌があります。
この神社は明治12年に建てられましたが、翌13年に火災で焼失してしまいました。その後、昭和9年に社殿の再建が始まり、昭和12年には現在の社殿が完成しました。
この社殿は当時としては珍しい鉄筋コンクリートで作られており、美しい朱塗りのお宮が周囲の緑に映えています。2004年には国の登録有形文化財に認定されました。
境内は山の中腹に位置しており、境内からは関東平野を一望することができます。足利市街地や渡良瀬川を眺めることができ、天気の良い日には東京スカイツリーまで見ることができることもあります。
また、県立自然公園のハイキングコースの発着地点でもあり、家族連れや初心者でも楽しめる散策スポットとして人気です。四季折々の景色を楽しむことができ、眺望も素晴らしいため、多くの人々に愛されています。
足利織姫神社では、5月には春季例大祭、11月には秋季例大祭が行われます。これらの祭りでは、御神楽やオカリナ演奏などを鑑賞することができます。また、地元のご当地グルメの売店も出店し、賑やかな雰囲気となります。
2014年には恋人の聖地としても認定され、日本夜景遺産にも選ばれました。そのため、デートスポットとしても人気があります。
足利織姫神社は、足利市の織物産業の守り神であり、織姫山の中腹に建つ朱塗りの美しい神殿です。この神社は足利市の名勝地の一つであり、1200年以上の歴史と伝統を誇っています。また、周辺には古墳跡もあります。
神社は1705年に地元の住民によって創建され、後に通4丁目の八雲神社の境内社となりました。そして、1879年に八雲神社から織姫山に遷座されましたが、1880年に火災で焼失しました。しばらくは仮宮のままでしたが、1934年に再建事業が始まり、1937年に現在の社殿が完成しました。この社殿は平等院鳳凰堂をモデルにしています。
織姫神社は一時衰退しましたが、平成期に林吉郎によって再興されました。祭神は天御鉾命(服部連祖)と八千々姫命です。また、神社造営碑は幅2.7メートル、高さ7.5メートルで、題額は金子堅太郎、撰文は徳富蘇峰、書は岩澤亮弌が手掛けました。
2004年には社殿、神楽殿、社務所、手水舎が登録有形文化財に登録されました。さらに、2010年からは織姫神社と門田稲荷神社を中心に「あしかがひめたま」というイベントが行われています。この神社は縁結びにご利益があるとされ、2014年には恋人の聖地に選定されました。
2014年には織姫神社入口に「ひめちゃんひろば」という休憩所と案内所が建設されました。この場所は足利市活性化のために個人が購入し、地域の団体が管理しています。また、同じく2014年には隣接する織姫公園とともに日本夜景遺産に認定されました。さらに、2017年には月の風景が「日本百名月」に認定されました。
終日
無休
無料
電車・バス:JR両毛線 足利駅 北口から徒歩約20分
東武伊勢崎線 足利市駅 北口から徒歩約25分
車:北関東自動車道 足利ICから約10分
北関東自動車道 太田桐生ICから約12分