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あしかがフラワーパーク

花と光が織りなす日本屈指の楽園

圧巻の美しさの大藤棚!四季折々の花と光が織りなす広大な庭園を

栃木県足利市迫間町に位置するあしかがフラワーパークは、日本を代表する花のテーマパークとして広く知られています。足利三名所の一つにも数えられ、四季折々の花々と最先端の光の演出が融合した「花と光の楽園」として、国内外から多くの観光客を魅了しています。

約94,000平方メートルに及ぶ広大な園内は、8つのテーマゾーンで構成され、訪れる季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれます。春の華やぎ、夏の涼やかさ、秋の深み、そして冬の幻想的な光景――一年を通して何度訪れても新たな感動に出会えることが、このパーク最大の魅力です。

園の歴史と「奇跡の大藤」移植物語

1920年代、一本の藤から始まった物語

あしかがフラワーパークの歴史は、1920年代にまでさかのぼります。足利市堀込町(現在の朝倉町)にあった早川家の庭の一角に植えられた一本の藤。それがすべての始まりでした。

その美しさはやがて地域の人々の間で評判となり、1968年には「早川農園」として一般公開されるようになります。田園風景の中に広がる藤棚は、多くの来園者を魅了し、足利の名所として知られる存在となりました。

前例なき大移植プロジェクト

しかし、周辺の都市化が進み、将来を見据えた移転が必要となります。そこで1996年、樹齢150年を超える大藤4本を現在地へ移植するという、前例のない大事業が決行されました。

この歴史的な移植を成功へ導いたのが、日本初の女性樹木医である塚本こなみ氏です。巨大な藤を傷つけることなく移植する技術は全国的な注目を集め、「奇跡の移植」と称されました。そして翌1997年、現在のあしかがフラワーパークが開園したのです。

園の象徴「奇蹟の大藤」

園を代表する存在が、樹齢160年におよぶ奇蹟の大藤です。約2,000平方メートル(約1,200畳)という日本最大級の藤棚は圧巻の一言。春になると、紫色の花房が無数に垂れ下がり、まるで空から花の滝が流れ落ちているかのような幻想的な光景を生み出します。

この大藤は2014年、アメリカのニュース専門局CNNにより「世界の夢の旅行先10カ所」に日本で唯一選出されました。映画『アバター』に登場する「魂の木」を連想させると紹介され、海外からの観光客も急増しました。

ふじのはな物語 ― 春を彩る最大イベント

毎年4月中旬から5月中旬にかけて開催されるのが、春の最大イベント「ふじのはな物語〜大藤まつり〜」です。

四章構成で楽しむ藤の競演

うす紅藤にはじまり、むらさき藤、大藤、白藤、そしてきばな藤へと移ろう四章構成で、約1か月にわたり藤の多彩な表情を楽しむことができます。特に、栃木県天然記念物に指定されているノダナガフジ2本が連結された「迫間のフジ」は見逃せません。約16万房もの花が咲き誇る姿は壮観です。

80メートルの白藤トンネル

全長80メートルにわたる白藤トンネルも必見です。昼間は清楚で気品ある白の世界が広がり、夜にはライトアップにより幽玄な雰囲気へと変貌します。この春のライトアップが、後の大規模イルミネーション開催の原点となりました。

四季を通じて楽しむ「8つの花の季節」

あしかがフラワーパークでは、「8つの花の季節」をテーマに、年間を通して見頃の花を楽しめます。

春から初夏へ

春には約20,000球のチューリップや桜が咲き誇り、園内を明るく彩ります。初夏にはバラ、クレマチス、花菖蒲が見頃を迎え、華やかさと上品さが共存する風景が広がります。

夏の水辺と涼景

夏にはアジサイやスイレンが園内を彩り、池やクリークなどの水辺が涼を演出します。もともと湿地帯だった地形を活かした景観は、自然との調和を感じさせます。

秋の紫の絨毯

秋になると約20,000株のアメジストセージが一面を紫色に染め上げます。夕日に照らされる姿は幻想的で、写真愛好家にも人気の高い季節です。

光の花の庭 ― 日本三大イルミネーション

10月下旬から2月上旬にかけて開催される冬の目玉イベントが、「光の花の庭」です。約500万球のLEDを使用した大規模イルミネーションは、日本三大イルミネーションの一つとして広く知られています。

光で再現する満開の藤

藤の花弁をイメージした薄紫色のLEDにより、満開の大藤を光で再現。水鏡を利用した幻想的な演出や、山の斜面を活かした動く光の壁画など、スケール感あふれる世界が広がります。

このイルミネーションは数々の賞を受賞し、イルミネーションアワードで全国第1位を獲得するなど高い評価を受けています。園のスタッフ自らが制作に携わっている点も特徴で、温かみのある演出が来園者の心を打ちます。

夏のフラワーファンタジー

夏季には「フラワーファンタジー in サマー」が開催されます。レーザー光線と音楽が融合する「レーザーファンタジー」、ミストシャワーと光が織りなす「ウォーターファンタジー」など、体感型の演出が魅力です。

子ども向けの水遊びエリアや昆虫・小動物とのふれあい体験、縁日屋台、さらには花火の打ち上げも行われ、園内は夏祭りのような賑わいを見せます。

園内グルメとショッピング

花を楽しんだ後は、園内グルメも大きな楽しみです。佐野ラーメンやイモフライなど栃木名物のほか、本格洋食レストランも充実しています。

特に人気なのが、ほのかに藤の香りが広がる藤ソフト。ここでしか味わえない限定スイーツとして好評です。

おすすめのお土産

お土産では、国産100%のこしあんを使用した藤まんじゅうが一番人気。そのほか、藤の香りのルームフレグランス、藤エキス配合のハンドクリーム、藤染めハンカチなど、花のテーマパークならではの商品が揃っています。

アクセス情報

最寄り駅はJR両毛線あしかがフラワーパーク駅で、西ゲートまで徒歩約1分という抜群のアクセスです。

車の場合は東北自動車道佐野藤岡ICから約18分。無料駐車場も完備され、繁忙期には臨時駐車場も設けられます。

開園時間や入園料は開花状況やイベントにより変動するため、来園前には公式サイトでの確認がおすすめです。

まとめ ― 何度でも訪れたくなる花と光の楽園

あしかがフラワーパークは、樹齢160年の奇蹟の大藤を中心に、四季折々の花と世界最高峰のイルミネーションが楽しめる、日本屈指の観光スポットです。

昼の華やぎ、夜の幻想、春夏秋冬それぞれに異なる感動が待っています。訪れるたびに新しい発見と心揺さぶる風景に出会えるこの場所は、まさに「花と光の楽園」と呼ぶにふさわしい存在です。

大切な人とともに、あるいは一人で静かに自然を感じながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。あしかがフラワーパークは、きっと忘れられない思い出を与えてくれることでしょう。

Information

名称
あしかがフラワーパーク
リンク
公式サイト
住所
栃木県足利市迫間町607
電話番号
0284-91-4939
営業時間

10:00〜17:00 ※季節により変動あり

定休日

2月第3水曜・木曜
12月31日

料金

大人 400円〜2,100円
小人 200円〜1,100円
※花の咲き具合により料金は変動

駐車場
無料 300台
アクセス

電車・バス:JR両毛線あしかがフラワーパーク駅から徒歩約3分

車:北関東自動車道 足利ICから15分
東北自動車道 佐野藤岡ICから18分

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