男体山の噴火によってできた中禅寺湖の北岸に位置し、中禅寺立木観音や二荒山神社中宮祠の周辺に広がる、古くから避暑地として親しまれてきた温泉地です。
源泉は日光湯元温泉で、1951年から引湯が始まりました。日光湯元温泉の泉質は硫化水素泉で、約78度の非常に高温の源泉ですが、約12キロメートルの距離を移動する間に入浴に適した温度になります。
中禅寺温泉街は、二荒山神社中宮祠の周辺にホテル、旅館、民宿などが約10軒ほど存在しています。
また、中禅寺湖周辺は観光の拠点としても利用されており、東北岸には湖上の遊覧船乗り場やボートの貸し出し、お土産店などが湖畔に並んでおり、観光温泉の雰囲気が漂っています。
この地は東武バス日光の中禅寺温泉バスターミナルもあり、奥日光観光の拠点としても利用され、東方には華厳滝があります。
電車・バス:JR日光線 日光駅・東武日光線 東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで約45分、中禅寺温泉駅下車
車:日光宇都宮道路 清滝ICから約25分