“門外不出”は、「せいろ蒸留機」で吟醸粕を抽出し、かめ壷で軽く熟成貯蔵させるという、伝統製法で作られたお酒だ。水は日光山系の伏流水をふんだんに使い、ごくわずかにとれるアルコールの雫を丹念に集めたまろやかで個性的な味わい。門外不出という名前は、職人の栃木県と土地の恵を愛する心と、県内限定販売としていることにちなんで付けられたという。楽しみ方は、ロック、お湯割り、水割り等がおすすめ。柑橘類と相性が良く、ひと搾りするとキレのあるさっぱりとした味わいになる。
伝統的な木製のせいろを用い、酒粕を蒸留することで、少しずつ抽出されるのが、粕取り焼酎です。
吟醸粕の蒸留によって生まれるふくよかな香りと、飲みやすい口当たり。「せいろ取り」ならでは風味が、飲みやすさを後押しします。
西堀酒造
明治5(1872)年、創業の栃木県の歴史的酒蔵。初代・西堀三左衛門が日光連山より湧き出す天然水と豊かな水田に魅せられ、酒蔵を手に入れたことがはじまりです。約3000坪の敷地内にある蔵の大半は、江戸時代末期から大正時代の建築。平成20(2008)年には、そのうちの4棟が国登録有形文化財に登録。創業当時からの酒蔵を今なお使用している酒造場としては、県内最大規模になります。