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とて焼き

(とてやき)

具材をくるりと巻いたご当地ファストフード

とて焼は、栃木県那須塩原市・塩原温泉郷で販売されている人気のご当地フードです。見た目はクレープのようですが、実際にはふんわりとしたカステラのような生地で、地元産の牛乳と卵をたっぷり使用して焼き上げられています。お店ごとに中身の具材が異なるため、訪れるたびに違った味を楽しめることも魅力のひとつです。

とて焼の魅力

ふんわり食感のカステラ風生地

とて焼の特徴は、なんといっても地元那須塩原産の牛乳と卵で作られた優しい甘さの生地。厚みがありふんわりとしたカステラのような食感で、スイーツ系ともお食事系とも相性が良く、幅広いアレンジが楽しめます。

豊富なバリエーション

2025年現在、塩原温泉郷内の11店舗で個性あふれるとて焼が販売されています。具材は各店が工夫を凝らし、2011年の発表時にはどの店もまったくかぶらない個性豊かなラインナップが誕生しました。

甘味系とて焼

・饅頭店の粒あんやカスタードクリーム

・カフェの新鮮フルーツとホイップクリーム

など、しっとりとした甘さが楽しめる人気の定番です。

食事系とて焼

・割烹旅館による地元産鶏肉のつくね・蕎麦店の舞茸天ぷらを使ったもの・食堂が提供する煮豚・大根・メンマ・なるとを巻いた「中華とて」・寿司店によるマグロのヅケやイクラ、かんぴょう、酢飯を包んだ「寿司とて」
など、どれもここでしか味わえないユニークなメニューばかりです。

とて焼の楽しみ方

塩原温泉街を散策しながら気軽に片手で食べられることが、とて焼の大きな魅力です。店舗ごとに異なる味を食べ比べるのも楽しく、旅行中の小腹満たしにもぴったり。季節限定メニューを提供する店舗もあり、訪れる時期によって異なる味に出会えるのもポイントです。

とて焼の誕生の背景

温泉街を元気づけたい想いから生まれた新名物

とて焼が誕生したのは2011年10月。東日本大震災の影響で観光客が減少した塩原温泉郷を盛り上げたいという思いから、商工会が中心となり企画されました。既存の和菓子や飲食店だけでなく、さまざまな店舗が参加できるように、「歩きながら気軽に食べられる」「地元の人にも愛される」「多店舗で協力できる」というコンセプトのもと開発されました。

名前と形の由来

商品名は、明治時代に塩原温泉の交通手段として人々に親しまれた「遊覧トテ馬車」に由来しています。その馬車のラッパ型のクラクションの形を模して、円錐形のかわいらしいフォルムが生まれました。生地には、片手で持ちやすくラッパ型に成形しやすいという理由から、クレープ生地より厚みのあるスポンジ生地が採用されました。

塩原温泉郷の新しい名物として

とて焼は、地域の思いと工夫が詰まった温かみのあるご当地グルメとして、観光客はもちろん地元の人々にも愛されています。塩原温泉を訪れた際には、個性あふれるとて焼をぜひ味わい、温泉街の魅力をより深く楽しんでみてください。

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とて焼き
(とてやき)
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