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うつのみや妖精ミュージアム

(Utsunomiya Fairy Museum)

日本で珍しい妖精専門の美術館

うつのみや妖精ミュージアムは、栃木県宇都宮市の中心市街地に位置し、妖精をテーマにした全国でも類を見ない専門ミュージアムです。2007年(平成19年)7月31日に開館し、妖精学研究の第一人者として知られる宇都宮市出身の井村君江氏が名誉館長を務めています。ミュージアムは宇都宮市が運営し、文化芸術の振興と市街地活性化の拠点として多くの人々に親しまれています。

妖精の世界が広がる展示空間

館内の入口では、ゲームやアニメのキャラクターデザインで世界的に知られる天野喜孝氏による美しいステンドグラスが来館者を迎えます。その幻想的な光は、これから始まる妖精の世界への入り口として特別な雰囲気を演出します。

展示室には、井村君江氏が長年収集した数々の妖精関連資料が並びます。挿絵本、絵画、学術書など、多岐にわたる収蔵品は1万点以上に及び、日本で最大規模の妖精資料コレクションといわれています。また、実業家・斎藤文男氏から寄贈された絵画・陶磁器なども展示されており、妖精を題材とした美術作品の魅力を存分に楽しむことができます。

見て触れて楽しむインタラクティブ展示

うつのみや妖精ミュージアムでは、ただ展示を見るだけでなく、手をかざすとページがめくれる不思議な妖精図鑑や、オルゴールの音色とともに妖精の姿が現れる仕掛けなど、体験型の展示も揃っています。小さな子どもから大人まで楽しめる工夫が随所に施され、訪れた人々を妖精の世界へ誘います。

また、20世紀初頭に世界を騒がせたコティングリー妖精事件に関連する展示品として、当時「妖精を写した」とされたガラス原板や写真機も所蔵しています。妖精を巡る文化史を知るうえでも非常に貴重な資料です。

ミュージアム誕生の歩み

ミュージアムの開館のきっかけは2003年(平成15年)、井村君江氏より約7000点もの妖精関係資料が宇都宮市に寄贈されたことに始まります。これらの資料を活用し、教育・生涯学習・文化芸術の振興に活かすため、妖精専門のミュージアムを開く構想が進められました。

その後、2006年(平成18年)には斎藤文男氏からも絵画・陶器・書籍などが寄贈され、充実した展示内容が形作られていったのです。そして2007年に正式に開館し、2017年には累計来館者が約24万人に達するなど、多くの人々に愛される施設となりました。

企画展やイベントも充実

ミュージアムでは常設展示に加え、年に数回の企画展も開催されています。テーマは妖精文学、妖精画家、異国の妖精文化など多岐にわたり、訪れるたびに新しい発見があります。また、井村君江名誉館長によるギャラリートーク、絵本の読み聞かせ、ミュージアムコンサートなど、親しみやすいイベントが多数開催され、地域文化の発信拠点としての役割も担っています。

妖精グッズが並ぶミュージアムショップ

館内には「うつのみや妖精の会」によって運営されるミュージアムショップが併設され、妖精をモチーフにした雑貨や絵葉書、書籍などを購入できます。訪れた記念やプレゼントにもぴったりのアイテムが揃い、観光の楽しみをさらに広げてくれます。

アクセス・利用案内

開館時間・休館日

開館時間:9:00~19:00 休館日:毎月第1月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)入館料:無料ミュージアムショップは13:30~16:00営業、月曜定休です。

所在地

栃木県宇都宮市馬場通り4-1-1 うつのみや表参道スクエア内 宇都宮市民プラザ5階市街地の中心に位置し、観光の合間にも立ち寄りやすい便利なロケーションです。

アクセス

電車:JR宇都宮駅西口、東武宇都宮駅から徒歩約10分 バス:関東自動車バス「馬場町二荒山神社前」、市内循環線「うつのみや二荒山神社下」などが最寄り 車:東北自動車道 宇都宮ICから約9km、鹿沼ICから約8km

幻想的な妖精の世界へ足を踏み入れてみませんか

うつのみや妖精ミュージアムは、美しい展示と貴重な資料、そして訪れる人を柔らかく包み込む幻想的な空間が魅力の施設です。妖精文化に興味がある方はもちろん、美術が好きな方、親子でのおでかけ先を探している方にもおすすめできるスポットです。宇都宮の中心で、日常を忘れて妖精の世界へ浸ってみてはいかがでしょうか。

Information

名称
うつのみや妖精ミュージアム
(Utsunomiya Fairy Museum)

宇都宮

栃木県