ふるさと宮まつりは、毎年8月の最初の土日に栃木県宇都宮市で開催される、県内最大級の夏祭りです。「であいとふれあい」をテーマに掲げ、40基を超えるみこしが市街地を練り歩く様子は圧巻で、宇都宮の真夏の夜を熱気と興奮で満たします。初開催は1976年(昭和51年)。以来、市民参加型の祭りとして成長を続け、現在では市内外から毎年約45万人が訪れる、宇都宮を代表する夏の風物詩となっています。
祭りの象徴ともいえるのが、勇壮に担がれる数多くのみこしです。2日間にわたって多くの団体が参加し、その出場基数は北関東でも最大級。みこしの掛け声や熱気に包まれた大通りは、まさに「宇都宮の夏の舞台」といえる迫力に満ちています。
会場となる宇都宮市のメインストリート・大通りでは、パレード、お囃子(おはやし)、山車、郷土芸能、和太鼓演奏など多彩な催しが時間ごとに披露されます。また、子どもたちによる宮っ子パレードや宮っ子みこしも行われ、幅広い年代が参加できる祭りとして親しまれています。
バンバ広場で開催される「手作り体験コーナー」では、宇都宮の郷土玩具である黄ぶな(きぶな)の土鈴に絵付けができます。オリジナルの黄ぶなを作れるとあって、子どもから大人まで大人気の体験です。
祭りは1976年、宇都宮青年会議所の創立10周年と宇都宮市市制80周年を記念して開始されました。当初から市民参加型の祭りとして企画され、みこし、パレード、郷土芸能、山車などを披露する38団体が出展しました。第12回からは開催委員会方式となり、宇都宮青年会議所をはじめ、観光コンベンション協会、商工会議所、各団体が協力して運営されています。
市内の小学校児童から社会人まで、幅広い世代のマーチンググループが参加し、華やかな演奏を披露します。音楽とともに進む列は、夏の暑さを忘れさせるほどの爽快感があります。
日本の伝統音楽である「お囃子」を、200以上の団体がそれぞれの流派で奏でます。大通りに響き渡る軽快な音色は、祭りの雰囲気を一層高めてくれます。
ふるさと宮まつりの中心ともいえる演目です。2日間で数十基のみこしが登場し、担ぎ手たちの掛け声と熱気に包まれる光景は迫力満点です。
総勢1000名を超える踊り子が浴衣姿で踊る「バンバ音頭」。宇都宮らしさを感じさせる華やかな演舞で、観客からも人気の高い演目です。
金堀唄や神楽、さらには子どもたちが継承する「逆面獅子舞」など、宇都宮の伝統文化も祭りの大きな魅力です。地域に息づく文化に触れる貴重な機会となっています。
「宇都宮鳶木遣り」は、市の無形文化財に指定されている伝統芸能です。はしごの上で曲芸のように披露される演舞は、観客を魅了する迫力満点の演目で、祭りのクライマックスを飾ります。
15以上の団体が参加する和太鼓の競演は、大通りに大音響を響かせます。地響きのような力強い響きは、日本の祭りならではの感動を与えてくれます。
オリジナル曲「BON MIYA」に合わせ、色鮮やかな衣装の踊り子たちが舞う人気演目。高校生から大人まで幅広い年代が参加し、エネルギッシュな演舞を披露します。
市制110周年を記念して始まった演目で、未就学児も参加できるのが特徴です。約1500名もの子どもたちが笑顔で大通りを行進し、会場を温かい雰囲気で包み込みます。
上河内・河内地区に伝わる伝統行事「梵天」も、宇都宮市町村合併を機に祭りの新しい演目として加わりました。豪快な梵天の練り歩きは迫力があり、地域色豊かな見どころです。
宇都宮に現存する貴重な山車や屋台は、5年に一度登場します。伝統的な彫刻や装飾は見応えがあり、歴史を感じられる貴重な機会です。
小・中・高生によるエネルギーあふれるダンスステージも人気。現代的なパフォーマンスが加わることで、伝統と新しさが調和した祭りとなっています。