SLキューロク館は、栃木県真岡市にある蒸気機関車の展示館で、真岡鐵道真岡駅東口に隣接して2013年4月28日に開館しました。もともと井頭公園で保存されていた国鉄9600形蒸気機関車「49671号」の移設に合わせて整備され、格納庫、展示線、売店などが新設された拠点施設です。「SLの走るまち」として知られる真岡市を象徴する観光スポットとして、多くの鉄道ファンや家族連れが訪れています。
館名の由来にもなっている9600形蒸気機関車は、大正時代に登場し日本全国で活躍した歴史ある車両です。SLキューロク館では、この9600形49671号機をはじめ、D51形蒸気機関車やスハフ44形客車など、多くの貴重な車両が展示されています。
特に9600形49671号機は日本で唯一、圧縮空気で自走が可能なSLとして整備されており、土日祝日の1日3回(10:30/11:30/14:30)構内走行が実施されます。車掌車を連結しての走行では、1回300円で乗車体験も可能です。
館内で動態保存されている「9600形」や「D51形」は、美しい汽笛を響かせながら約30メートルの展示線を走行します。また、各運行の際には1組限定で運転台に乗り、汽笛を鳴らせる体験も実施されており、大人から子どもまで人気を集めています。
・国鉄9600形蒸気機関車:49671号機(圧縮空気にて自走)
・国鉄D51形蒸気機関車:D51146号機(圧縮空気にて自走)
・客車:スハフ4425号(車内は休憩スペース)
・ヨ8000形貨車(体験乗車用)
・キハ20形気動車(地域を走っていた車両)
・ト1形無蓋貨車、ワ11形木造有蓋貨物車などの貨車
SLキューロク館のすぐ隣にある真岡鐵道真岡駅も、SLファンにとって魅力的なスポットです。SLの形を模した特徴的な駅舎には、車庫や転車台を見学できるSLギャラリーが併設され、駅全体がミュージアムのような雰囲気を持っています。
また、真岡鐵道では週末を中心に「SLもおか」が運行しており、全国から多くの鉄道ファンが訪れています。
館内では、実際に走行していた車両に触れたり、車内に入ったりすることで、蒸気機関車が活躍した時代の雰囲気を身近に感じられます。大正から昭和にかけて日本の物流を支えた車両の姿は、子どもから大人まで新鮮な驚きと感動を与えてくれます。
・日本唯一!圧縮空気で動く9600形SL
・土日祝日は1日3回の自走運転
・運転台に乗って汽笛を鳴らせる体験
・D51形、スハフ44形など豊富な展示車両
・真岡駅とあわせてSLの世界を満喫できる
SLキューロク館は、ただ車両を展示するだけでなく、実際に動くSLを目の前で楽しめる特別な施設です。鉄道ファンはもちろん、家族連れや歴史に興味のある方にもおすすめのスポットです。真岡市を訪れる際には、ぜひ立ち寄って大正ロマン漂う蒸気機関車の魅力を堪能してみてください。