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益子焼窯元 共販センター

(ましこやき かまもと きょうはん)

益子焼窯元共販センターは、栃木県芳賀郡益子町に位置する、益子焼の魅力を存分に味わえる大型複合販売施設です。伝統工芸品として知られる益子焼を、観光客の方にも気軽に楽しんでいただける場所として長年親しまれてきました。広い敷地の中心には全長約10メートルを誇る巨大な狸の像「ぽんたくん」がそびえ立ち、訪れる人々の目印となっています。

施設の特徴と楽しみ方

館内には、有名作家の作品から日常使いの食器まで幅広い益子焼が並び、その品揃えは圧倒的です。初めて益子焼に触れる方にも選びやすい商品が多く、贈り物としても喜ばれています。また、陶器だけでなく、飲食スペースやギャラリーも併設されており、ゆっくりと益子焼の世界に浸ることができます。

陶芸教室で世界にひとつだけの作品づくり

人気の陶芸教室では、益子焼の素地に自由に絵付けができ、自分だけのオリジナル作品を制作できます。旅行の記念やご家族での体験としてもおすすめで、伝統工芸の魅力を手軽に体感できます。

益子焼窯元共販センターの歴史

センターの歴史は昭和30年代から40年代にかけて始まりました。当時、全国的な民芸ブームにより益子町を訪れる観光客が増え、陶器を産地で直接販売する流れが生まれました。この動きの中心となったのが益子焼窯元共販センターであり、窯元と観光客をつなぐ場として重要な役割を担ってきました。

創設と発展の歩み

1966年に「益子焼窯元共販株式会社」が設立され、同年4月に共販センターが開業しました。数多くの窯元が協力し、販売店や倉庫、ギャラリーを徐々に拡大していきました。1970年代には陶芸教室や喫茶店、食堂も登場し、一時期は「日本最大の陶器販売センター」と評されるほどの規模に成長しました。

益子の象徴「ぽんたくん」

1986年には、現在も人気の巨大狸像「ぽんたくん」が設置されました。高さ10メートルの迫力ある姿は、益子町の象徴として親しまれ、写真撮影スポットとしても多くの人に愛されています。

現在の共販センターと今後の展望

近年は趣味嗜好の変化やコロナ禍の影響により、益子焼の需要が減少し、センターの売り場も縮小されました。しかし、新館売店や陶芸体験は現在も営業を継続しており、益子焼の魅力を発信し続けています。2020年には「ぽんたくん」の修繕資金をクラウドファンディングで募るなど、地域の象徴として守り育てる取り組みも続いています。

2022年には「益子陶器市」も復活し、再び多くの人々が益子の町を訪れています。益子焼窯元共販センターは、これからも益子焼の文化と魅力を伝える拠点として、観光客を温かく迎えてくれる場所です。

Information

名称
益子焼窯元 共販センター
(ましこやき かまもと きょうはん)

益子・真岡

栃木県