栃木県最大の繁華街がある宇都宮は餃子の街として有名。郊外には数々の映画のロケで使われた大谷石の採石場跡があり、地下神殿のような空間を探検することができます。
宇都宮には宇都宮動物園、今宮神社、羽黒山などの観光スポット、天王祭、泣き相撲、消防出初式などの観光イベント、宇都宮餃子、けんちん汁、しもつかれなどのご当地グルメがあります。
宇都宮市は関東地方の北部にあります。栃木県の中部に立地する市で県庁所在地であり、中核市に指定されています。市の西部で採掘される大谷石は有名で、帝国ホテル建設などに使われたことをはじめ、関東地方では各地の建造物の建材として広く使われています。
最近では餃子の街としても有名で、餃子がお目当ての観光客数が増えています。また、カクテルやジャズなどをテーマの地域おこしも進められています。
一方で、宇都宮市は中核市を中心とする都市圏としては日本国内最大規模であり、市の東部に大規模な内陸型工業団地が開発され、昭和59年に関東地方では唯一のテクノポリスに地域指定され、工業都市としての顔もあります。
宇都宮市の観光で見ておきたいのが、平和観音です。大谷石の採掘場跡にある高さ27mの観音像です。世界平和を祈って昭和29年に完成し、その穏やかな表情が何とも言えず心を和ませてくれます。像の胸の部分には周辺を一望できる展望台もあります。
二荒山神社は宇都宮の代名詞的な存在です。宇都宮市は二荒山神社の門前町として栄えてきました。源頼朝、義経など武将が厚く信仰したと由緒ある神社で、下野國一の宮として、宇都宮の語源にもなっています。
とちのきファミリーランドは、市の南部に位置するファミリー向けの遊園地です。遊園地には定番の大観覧車やメリーゴーランドのほかに、日本でここにしかない、はやぶさ型ジェットコースターが観光の目玉です。
鹿沼市は関東の北部、栃木県の中部にある市で、サツキや鹿沼土の産地として有名です。5月には鹿沼さつき祭りが開催され、黒川河川敷では花火大会が開催されます。秋祭りも見もので、彫刻の入った屋台が町を練り歩きます。
鹿沼市の観光では、今宮神社を訪れたいところです。今宮神社は日光二荒山神社の三神を御所森に分祀したのが始まりです。本殿や唐門に施された彫刻が見もので、10月の体育の日前にあたる土・日曜に行われる鹿沼秋祭りは国指定重要無形文化財になっています。
屋台のまち中央公園は、観光物産館と彫刻屋台展示館、掬翠園で構成され、メインの彫刻屋台展示館では、鹿沼の秋祭りに使われる彫刻屋台を展示されています。
自然と動物と子供たちとのふれあいを楽しむテーマパークです。宇都宮動物園では、ライオンやベンガルトラなどの猛獣類から、タヌキやアライグマなどの小獣類、キリン、ゾウ、カバ、クマまで、全95種類400点の動物たちと触れ合うことができます。 園内では動物のごはん(100円)も販売しており、大型の草食動物に餌をあげることができます。 動物ガイドの時間には、ワラビーやリスザルのお家に入ったり、カバやゾウにエサをあげることもできます。 園内の「なかよしランド」では、モルモットやウサギなどと実際にふれあうことができます。また、乗馬体験もこちらで楽しむことができます。 ワンワンショーをはじめ、さまざまな...»
宇都宮の地名は、この神社がかつて下野の「一の宮」と呼ばれていたことに由来していると言われています。 宇都宮の歴史は、二荒山と共に歩んできたと言われており、約1,600年前に始まりました。 神社の歴史は古く、創建は約1,600年前にまでさかのぼり、宇都宮の始祖である豊城入彦命を祀ったのが始まりでした。 宇都宮は二荒の杜を中心に栄える街であり、今も昔も二荒山神社は宇都宮の人々の心の拠り所です。 市内の祭りのほとんどは二荒山の祭りであり、お正月や七五三、受験祈願など、暮らしの節目ごとに多くの市民が参拝しています。 神社には鉄で作られた狛犬と、美しい三十八間星兜という貴重な宝物があります。ど...»
大谷石の採掘場を利用した地下博物館です。大谷石という名前は知らない人でも、その石の質感にはどこかで覚えがあるはずです。 この石は昔から住宅や塀などの建築素材として使われてきましたが、どこでどのように採掘されているのかは、ここでしか見ることができない貴重な体験です。 資料館では、大谷石の採掘の歴史が分かる展示が行われています。手堀り時代の道具や採掘方法、運搬の変遷など、江戸時代中期から昭和34年頃までの資料が展示されています。 資料館の見どころは、地下採掘場跡です。そこは広さ2万平方メートルに及ぶ巨大な空間で、深さは30メートルで、最も深い場所では地下60メートルにも達します。 通常の坑...»
石の里に位置する、天然の洞穴に囲まれた非常に珍しいお寺です。このお寺は古代の横穴式住居跡に建てられており、国内でも優れた洞窟寺院として知られています。 神秘的な本堂内には自然の岩壁に彫られた美しい磨崖仏が10体あります。これらの磨崖仏は全て国の特別史跡かつ重要文化財として指定されています。※磨崖仏(まがいぶつ)は、石仏の一種で、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像です。 特に注目すべきは大谷観音とも呼ばれている、大谷寺の本尊の高さ4メートルある凝灰岩の岩壁に彫られた千手観音像です。これは日本最古の石仏とされ、平安時代の810年に弘法大師によって作られたと伝えられています。 鎌倉...»
宇都宮市内にある石の里、大谷には大谷石の採掘場跡に立つ石造りの巨大な観音菩薩立像があります。 そびえ立つ大観音像は高さ26.93メートル(88尺8寸8分)で、胴回りは20メートルにも及ぶ立派な像です。 大谷石の壁面を利用して南側の岩肌に観音像、戦没者の慰霊を慰め、世界平和を祈念するために彫り始められました。 昭和23年(1948年)に起工式が行われ、6年にわたって大谷石採石場跡の凝灰岩層壁面に手彫りで刻まれ、昭和29年(1954年)についに完成しました。 手彫りで制作されたこの大観音像は高さは88尺8寸8分(26.93メートル)で、胴回りは20メートルです。 そして、昭和31年(19...»
地域文化として全国でも名高い「宇都宮餃子」。市内には餃子専門店が多く、”宮っこ”たちは、それぞれひいきの店を持っているという。専門店のほとんどが餃子メニューのみだが、中には「焼餃子」限定の専門店も!宇都宮に餃子が根付いた理由は諸説あるが、一つは宇都宮の気候が内陸性で夏暑く冬寒い気候に対応するために、餃子でスタミナをつけた、という説。また、戦争中、中国の北東部に進出した日本軍師団の駐屯地が宇都宮にあり、その師団員が中国で食べていた餃子を帰国後に広めたため、専門店などが多く開かれたとも言われている。...»
県内2つの乳製品メーカーが製造する、無脂肪牛乳や生乳に、レモンの風味と甘味を加えた飲み物。戦後間もなく、宇都宮市の「関東牛乳株式会社」が「関東レモン牛乳」の名称で発売し、ヒット商品となった。しかし、製造元が廃業し、2004年に製造を中止。その後、「栃木乳業株式会社」が製造を正式に継承し、2005年に「関東・栃木レモン」の名で復活した。2003年から日本では生乳100%のものしか「牛乳」と表記することができなくなったため、商品名から「牛乳」が省かれている。 もう一つのレモン牛乳は、宇都宮市の「針谷乳業株式会社」が1940年代後半に開発し製造。現在は「針谷おいしいレモン」の名称で商品化しているが、...»
宇都宮は、国内のカクテル大会で度々優勝者を出すなど、多くの優秀なバーテンダーを輩出している。「宇都宮カクテル」は、清らかな水と澄んだ空気、そして肥沃な大地で育まれた、新鮮な地元の野菜や果物を素材に、プロのバーテンダー組織「宇都宮カクテル倶楽部」のレシピ提供と監修による本格派のカクテルだ。「宇都宮カクテル倶楽部」が中心となり、様々な企画やイベントも開催され、宇都宮の違った一面が楽しめる。バーテンダーの極上のもてなしと、ジャズを楽しむ大人の夜を…...»
生産量日本一のいちご王国、栃木。県内ほぼ全域で栽培されており、その中でも主要な品種である「とちおとめ」は鮮やかな色、大きくて甘くバランスのととのった食味で人気のあるいちごだ。栃木は、豊かな自然と、肥沃な大地、冬の日照時間の長さや寒暖の差が大きいという気候特色がいちごの栽培に適している。とちおとめは、女峰に次ぐ品種として開発された。自然のいちごは、春に花をつけ初夏に熟すが、栃木のいちごは、ほとんどがハウスで栽培となり、11月から5月にかけて収穫・出荷される。 旬 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 栃木県のイチゴは、日本一の評価を受けています。特に、収穫量においては昭和43年から5...»
栃木県の市農林公園「ろまんちっく村」では、地元宇都宮産の二条麦芽を使った地ビール(クラフトビール)の製造販売をしている。重厚なコクとしまりのある苦味で一番人気の”MUGITARO”を始め、スタンダードな味の”MUGIJIRO”、宇都宮餃子会と共同開発した餃子にあう”餃子浪漫”など、様々な種類があり、バナナのようなフルーティーな風味を持つ”桜”、チョコレートのビター感が味わえる”プレミアムクラフテッドビール”といった期間限定品も充実。ご当地ならではのフレッシュ感があふれる味を堪能して欲しい。...»
地下水位が高く、畑に十分な深さがとれない土地では、ねぎを寝かせるように植えなおしながら育てる。寝かされたねぎは日光を求めてまっすぐに生長しようとするため、少しずつ曲がり、収穫時には大きく曲がった”曲がりねぎ”となる。この栽培法は植えなおす手間がかかるものの、生長過程のねぎにストレスをかけることで、自然の甘みが引き出されるという特徴があるようだ。栃木県の新里地区で作られている曲がりねぎは”新里(にっさと)ねぎ”と呼ばれ、熱を通すと甘みがさらに強くなることから、鍋の定番の具材として地元でも人気だ。 旬 12月 1月...»
明治42(1909)年、栃木県下に陸軍特別大演習が行われたときに創製された。「宮の餅」と命名して明治天皇に献上されたことで有名。その後、土産品として売り出したところ、各方面に認められ、各種博覧会等で賞牌などを受ける。また、栃木県や宇都宮市からも”優良みやげ品”として常に推奨を受けている。もち米や水あめ、グラニュー糖からつくる「求肥もち」の和菓子で、柔らかい口当たりと、素朴な甘さが口いっぱいに広がる。配色が美しく味も淡白。日がたっても味が変わらないのが特徴。 池田屋 創業は1871(明治4)年。...»
喜連川温泉のご当地グルメ。ずっしりしっとり、素朴な味わいのパン。どっしりしていて噛めば噛むほど味がでる、ほのかな甘さともちっとした食感は、どこか懐かしさがあります。 ルーツは学校給食用の食パンやコッペパン 食パンよりかたく、フランスパンよりはやわらかい食感で、懐かしい味。昭和16年(1941年)の創業の老舗で、もともとは学校給食用の食パンやコッペパンの製造・販売を主としてきました。昭和30年頃に食パンの余り生地を使って作ってみたのが、現在の温泉パンの原型です。 温泉の湯を使用していませんが、喜連川温泉が湧き出たことを記念して作ったパンで「温泉パン」と名付けられ、名物として広まりました。 ...»
創業の明治18年から現在まで5代続く老舗の和菓子店『紙屋和菓子店』。その看板商品でもある『樺山錦』は、初代が大正時代に考案し、大正天皇献上品にもなった由緒ある打ち菓子。その製法は当時から変わらず、上品な国産もち米で作られた味甚粉(みじんこ)にミルクと砂糖をよく混ぜて型に打ち込んだ仕上げた菓子です。口に入れるとほろりと溶ける素朴ながらも上品な味わいが特徴。ミルクを抹茶、ミルク、ココアの3つのバリエーションが用意されています。 紙屋菓子店 明治から続く伝統、老舗の味 創業明治18年、紙屋菓子店は栃木県さくら市喜連川にある明治から現在で5代続く老舗の和菓子屋。北海道産の厳選した小豆を使用した、...»
栃木県産の若採りした”柳川理想”という品種の里ごぼうを使用した、ごぼうの漬物。風味を保つために、薄皮を残しながら一本一本丁寧に剥き、乳酸発酵させて旨みを増幅させるなど、様々な工夫を施しながら大切に漬け込んでいる。 梅ごぼう・大江戸ごぼう・思川ごぼう ”梅ごぼう”は国産梅肉とかつお節を加えてあり、酸味と旨みのバランスが良い。”大江戸ごぼう”は本醸造しょうゆをふんだんに使った、化粧箱入りの贅沢な漬け物。良質な小山産ごぼうを原料に、本醸造しょうゆをふんだんに使用して仕上げた後、約1ヶ月間乳酸発酵させました。”思川ごぼう”は、しょうゆ味とかつお味の2種類があり、じっくりと低温で熟成することで、...»
地域と美しい里山を楽しむ場所です。広大な46ヘクタールの敷地には、農産物直売所や地元の食材を楽しめる飲食店、体験農場、森遊びエリア、ドッグラン、温泉、プール、宿泊施設が備わっており、滞在型のファームパークとなっています。 ここでは「農と食」を通じたおもてなしを提供しています。都会では味わえない里山農村の豊かな日常があり、故郷のような「やさしい時間」が流れています。 広大な敷地には、地元の農産物や土産品が揃う「あおぞら館」、地元の食材を使った料理や地ビールが楽しめる「麦の楽園」、イベントが行われるガラス張りの「ローズハット」、温泉と屋内プールが楽しめる「ヴィラ・デ・アグリ」などの施設がありま...»
さくら市の喜連川地区にある温泉で、喜連川は古い城下町で江戸時代は奥州街道の宿場として栄えた歴史を持つ。温泉の効能・効果は多岐に渡っており、硫黄・塩分・鉄分豊富な良泉として知られ、県内外から多くの人々が訪れています。 また、嬉野(うれしの)温泉、斐乃上(ひのかみ)温泉とともに日本三大美肌の湯と言われており、湯めぐりができる『温泉手形』を使えば、美肌の湯めぐりも楽しめます。 喜連川温泉は、ボーリングによって1981年(昭和56年)に湧出し、翌年には喜連川温泉浴場がオープンしました。 喜連川温泉は、硫黄、塩分、鉄分を含む弱アルカリ泉は薄い茶色に塩味の良泉。リウマチ性疾患、神経痛、胃腸病、糖尿病...»
江戸時代には奥州街道の城下町であった栃木県さくら市の喜連川にある道の駅です。日本三大美肌の湯として知られる喜連川温泉の温泉施設付きの道の駅ということもあり、全国で約900箇所の道の駅が存在しますが、関東地域の道の駅アンケートでは常に上位にランクされ、全国で人気のある道の駅50選にも選ばれています。 割烹の名店のレストランや、喜連川を代表する名物パン「温泉パン」のパン工房もあります。 直売所には、新鮮野菜や地酒、地元特産のあゆを活かした「あゆ寿司」、「アユの甘露煮」などを販売しています。 「大正ロマン・大正モダン」をコンセプト 常設のプロジェクションマッピング設備が導入され、音と光で楽し...»
郷土特産品「かんぴょう」を優しい甘さのムースに仕立てあげ、新鮮な地卵、地場産の小麦粉、バターたっぷりのスポンジで包み込みました。 平成4年に発売したロングセラーアイテムで第24回全国菓子博最高位、名誉総裁賞受賞。 栃木県は、全国でもトップクラスの”かんぴょう”の生産地で、全国の生産量の約9割がこの地で栽培されているという。これだけの生産を行えるのは、栃木県の水はけのよい広大な土壌が、かんぴょうの生産に適しているためだといわれる。その特産品でもあるかんぴょうをジャムにしてお菓子にしたのが、小山市内に店を構える和菓子店「乙女屋」だ。斬新さが感じられる組み合わせだが、かんぴょうジャムとスポンジが...»
”天下一の夢最中”は、小山市の老舗和菓子店、「蛸屋総本店」が作る贅沢な最中。あずきの中でも最高級クラスの”北海小豆”をしっとりと仕上げて作られたあんは、上品なあずきの風味が、新潟産こがねもちを使用した香ばしいぱりぱり焼き皮とこれ以上ないほどの相性の良い味わいが楽しめる。煎茶など、濃い目に入れたお茶と一緒にゆったりと楽しむのに相応しい味だ。名前の由来は、徳川家康が天下をとった「関が原の戦い」の発端になった軍議が、小山で開かれたことにちなんだという。そんな歴史ロマンに思いを馳せながら楽しんでもいいだろう。 蛸屋菓子店 1698年(元禄11年)に創業。仙台の地で仙台藩士伊達政宗公より命名。下野の...»