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那須烏山・那珂川

那須烏山、那珂川の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

那須烏山 那珂川 観光ガイド

那須烏山・那珂川の観光・旅行 Info

那須烏山市のおすすめ観光地

龍門の滝(りゅうもんのたき)

龍門の滝は、高さ約20メートル、幅約65メートルの迫力ある滝で、栃木県内でも特に人気のある自然スポットです。滝の前には展望台や休憩所が整備されており、滝を眺めながらリラックスした時間を過ごせます。秋には紅葉とのコラボレーションが見事です。

烏山和紙の里

烏山和紙(からすやまわし)は伝統的な手漉き和紙で、職人の手によって一枚一枚丁寧に作られています。施設内では紙漉き体験も可能で、旅の思い出に自分だけの和紙を作ることができます。

山あげ会館

山あげ祭は那須烏山の伝統的な演劇祭で、日本三大山車祭りの一つに数えられます。山あげ会館では、その歴史や演出のしくみなどを展示しており、実際の山車模型や映像展示が充実しています。

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那珂川町のおすすめ観光地

馬頭温泉郷(ばとうおんせんきょう)

馬頭温泉は、美肌の湯として知られ、アルカリ性のなめらかな泉質が特徴です。自然に囲まれた静かな宿泊施設が多く、日帰り入浴も可能。夕暮れ時には那珂川のせせらぎを聞きながら、贅沢なひとときを過ごせます。

小砂焼(こいさごやき)の里

小砂焼は那珂川町の伝統的な陶器で、江戸時代からの歴史を誇ります。地元の窯元で陶芸体験をすることができ、旅の記念として手作りの器を持ち帰ることができます。

なかがわ水遊園

なかがわ水遊園は、那珂川町にある栃木県内唯一の水族館です。淡水魚を中心とした展示が多く、アマゾンや日本の川をテーマにしたエリアがあり、大人も子どもも楽しめます。屋外には水遊びができる広場もあり、家族連れに人気です。

御前岩(ごぜんいわ)

那珂川の清流沿いにある奇岩で、神秘的な雰囲気が漂うパワースポットです。岩の前には御前岩神社があり、清らかな空気に満ちています。散策コースも整備されており、川沿いの自然を満喫できます。

那須烏山・那珂川のグルメガイド

那須烏山市の名産品とローカルフード

烏山和紙(からすやまわし)

烏山和紙は、400年以上の歴史を持つ伝統工芸品です。薄くて丈夫、かつ美しい風合いが特徴で、書道や工芸、照明など多用途に使われます。紙すき体験ができる施設や、和紙製品を扱うギャラリーが市内にあります。

ゆば料理

日光に近い立地もあり、湯葉(ゆば)料理が那須烏山市でも親しまれています。豆腐料理店や和食処では、湯葉刺し、湯葉巻き揚げなど、上品でヘルシーな逸品を楽しむことができます。

新鮮な川魚料理

那珂川や江川といった清流が流れる地域ならではのアユ、ヤマメ、イワナなどの川魚料理もおすすめです。塩焼きや刺身、甘露煮など、漁師料理のような素朴な味わいが魅力です。

おすすめレストラン

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那珂川町の名産品とローカルフード

小砂焼(こいさごやき)

小砂焼は江戸時代から続く伝統的な陶器で、素朴ながらも温かみのある風合いが特徴です。湯呑みや茶碗、花器などが地元窯元や土産物店で販売されています。旅の記念に陶芸体験も人気です。

馬頭のいちご

馬頭温泉郷周辺では、甘くてジューシーないちごの生産が盛んです。とちおとめやスカイベリーなどの品種が直売所に並び、いちご狩り体験も楽しめます。

なかがわ地鶏

地元ブランドのなかがわ地鶏は、引き締まった肉質と旨みが特徴。焼き鳥や唐揚げ、親子丼などに使われ、町内の居酒屋や定食屋で味わうことができます。

おすすめレストラン

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那須烏山・那珂川町で買えるおすすめのお土産

那須烏山市のお土産

那珂川町のお土産

那須烏山・那珂川の季節の祭り・イベント

那須烏山市の主な祭り・イベント

山あげ祭(やまあげまつり)

山あげ祭は、那須烏山市を代表する伝統行事で、毎年7月に開催されます。江戸時代から続く由緒ある祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

この祭りでは、街中に仮設の舞台が設けられ、「山」と呼ばれる絵の背景を用いた屋外演劇が行われます。地元の若者たちによる踊りや演技が披露され、豪華な山車や練り歩きも見どころです。三日間にわたり、町全体が祭り一色に染まります。

烏山秋まつり

烏山秋まつりは、毎年10月に開催される秋の収穫祭で、烏山地区の地域のつながりを感じられるあたたかなお祭りです。神輿や子どもたちの鼓笛パレード、出店などが立ち並び、地元のグルメも味わえます。

烏山和紙まつり

烏山和紙の魅力を伝えるイベントも随時開催されており、和紙すき体験や和紙作品の展示・販売が行われます。伝統工芸に直接触れられる貴重な機会として、観光客にも人気です。

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那珂川町の主な祭り・イベント

馬頭祭り(ばとうまつり)

馬頭祭りは、那珂川町馬頭地区で毎年9月に開催される大規模な秋祭りです。豪華な山車や神輿、太鼓や笛の音が響き渡る中、町の人々が一体となって盛り上がる様子は見ごたえがあります。

特に見逃せないのが「女神輿」と「子ども神輿」。女性や子どもたちが活躍することで、世代を超えて祭りが受け継がれていることを感じさせてくれます。

小砂焼陶器市

小砂焼(こいさごやき)は那珂川町の誇る伝統的な陶芸で、年に数回開催される陶器市では、地元窯元の作品がずらりと並びます。焼き物好きにはたまらないイベントで、作家との交流も楽しめる貴重な機会です。

馬頭温泉郷花火大会

夏には馬頭温泉郷で開催される花火大会も人気があります。温泉宿からもよく見える打ち上げ花火は、旅の思い出に残る幻想的な一夜となるでしょう。

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地域の特徴的な文化・伝統

伝統工芸と自然の調和

那須烏山市の烏山和紙、那珂川町の小砂焼といった伝統工芸は、現在も大切に継承されています。これらの工芸品は、自然素材と人の技術の調和を象徴しており、地域の誇りでもあります。

那珂川流域の清流文化

那珂川の清らかな水は、アユやイワナといった川魚の宝庫であり、夏には鮎釣り大会川遊びイベントが開かれるなど、自然と共に暮らす風土が今も色濃く残っています。

那須烏山・那珂川の気温・天候

那須烏山市と那珂川町は、いずれも栃木県北東部に位置しており、内陸性の気候と山間部の気候が混在した地域です。四季の変化がはっきりとしており、それぞれの季節に美しい自然や風物詩を楽しむことができます。

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春(3月~5月)の気候

気温と気候の特徴

3月はまだ寒さが残るものの、日中は10℃前後まで上がる日も多く、4月には徐々に春らしい陽気に変わっていきます。5月になると20℃前後の暖かい日が増え、観光にも最適な時期となります。

自然の魅力

桜が見頃を迎え、那珂川河畔山あげ会館周辺の桜並木は観光客にも人気です。また、山間部では新緑が始まり、清々しい空気とともに森林浴も楽しめます。

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梅雨(6月~7月上旬)の気候

湿度と降水量

6月は梅雨入りとなり、湿度が高くなります。雨の日も多く、降水量は年間で最も多い時期のひとつです。特に山間部では霧がかかる日もあり、幻想的な風景を楽しむこともできます。

気温

日中の気温は20~25℃程度と過ごしやすいですが、湿度が高いため蒸し暑く感じることもあります。雨具を持参し、足元には注意が必要です。

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夏(7月中旬~8月)の気候

気温と暑さの傾向

夏は気温が30℃を超える日も多く、内陸ならではの暑さが厳しくなります。ただし、那珂川町や山間部では朝晩は涼しく感じられ、避暑地としても親しまれています。

夏の注意点

この時期は雷雨や夕立が発生しやすく、特に午後になると局地的な強い雨が降ることがあります。熱中症にも注意が必要で、こまめな水分補給や帽子の着用が推奨されます。

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秋(9月~11月)の気候

涼しさと紅葉

9月は残暑があるものの、10月には20℃前後と涼しくなり、11月には10℃前後まで下がることもあります。空気が澄んでいて、山々が美しい紅葉に染まる季節です。

観光に最適な季節

気候が安定しており、雨も少ないことから、ハイキングや寺社巡りなど、アクティブな観光に適しています。特に那珂川町の小砂焼の窯元巡り烏山和紙の体験など、文化体験にも人気の時期です。

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冬(12月~2月)の気候

気温と寒さ

冬は厳しい冷え込みがあり、日中の気温は5℃前後、朝晩は氷点下まで下がることもあります。雪はそれほど多くありませんが、那珂川町の山間部では時折雪景色が見られます。

冬の特徴

空気が乾燥し、晴天が多いのも特徴です。冷たい空気の中で見る山の景色や、馬頭温泉郷などの温泉地での湯浴みは、冬ならではの楽しみです。

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年間を通じての特徴

台風と自然災害

台風の直撃は比較的少ないですが、秋にかけて接近・影響を受けることがあります。特に河川の増水や山間部の土砂災害には注意が必要です。旅行前には気象情報を確認すると安心です。

四季の変化が魅力

那須烏山市と那珂川町は、四季折々の自然美と、季節ごとの文化や祭りを楽しめる土地柄です。訪問時期によって全く異なる景色や体験が得られることも、この地域ならではの魅力です。

那須烏山・那珂川へのアクセス

鉄道を利用したアクセス

JR烏山線を利用するルート

那須烏山市へは、JR東北本線(宇都宮線)を経由し、JR烏山線に乗り換えて向かうのが一般的です。宇都宮駅からJR烏山線の終点である烏山駅までは、約1時間ほどの所要時間となります。

JR烏山線は、途中の景色が美しいローカル路線で、のんびりとした旅を楽しむことができます。列車の本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。

JR氏家駅からのアクセス(バス)

JR東北本線(宇都宮線)の氏家駅(さくら市)からは、那珂川町方面への関東自動車バスが運行されています。那珂川町の中心部へはバスでおよそ40分〜1時間程度です。

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車を利用したアクセス

東京方面からのアクセス

東京方面から那須烏山市・那珂川町へは、東北自動車道を利用するのが便利です。主なルートは以下のとおりです。

那須烏山市へのルート

矢板ICまたは上河内スマートICで下車し、国道4号線・国道293号線を経由して約30~40分で那須烏山市中心部に到着します。

那珂川町へのルート

矢板IC那須ICから、県道・国道294号線などを利用して進むと、那珂川町にアクセス可能です。こちらも車での所要時間はおよそ40分前後です。

北関東道からの接続

北関東自動車道真岡IC宇都宮上三川ICからもアクセス可能で、県道や国道を活用して那須烏山市や那珂川町へ向かうことができます。

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高速バスを利用したアクセス

宇都宮経由の高速バス

東京(バスタ新宿東京駅八重洲南口)から宇都宮駅までの高速バスが頻繁に運行されています。所要時間は約2時間半程度です。

宇都宮駅からは前述の通り、JR烏山線やバスを利用して那須烏山・那珂川方面に向かうことができます。

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空港からのアクセス

成田空港・羽田空港からのルート

成田空港羽田空港からは、まず東京駅上野駅に向かい、そこからJR宇都宮線で宇都宮方面に向かうルートが一般的です。空港からの総所要時間は約3〜4時間ほどとなります。

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アクセスに関するワンポイントアドバイス

鉄道とバスの接続に注意

那須烏山市や那珂川町は公共交通機関がやや不便なエリアのため、鉄道とバスの接続時間や、最終便の時刻を事前に確認しておくことが大切です。

レンタカーの利用も検討を

観光地が点在しているため、レンタカーの利用も非常に便利です。特に那珂川町の山間部や文化施設、温泉地への移動には車があると移動がスムーズになります。

那須烏山・那珂川の移動手段

公共交通機関を利用する移動

JR烏山線の利用

JR烏山線は、JR東北本線・宝積寺駅那須烏山市の烏山駅を結ぶローカル鉄道です。烏山駅は那須烏山市の中心部に位置し、周辺の観光地へはここを拠点とするのが便利です。

列車の本数は1時間に1本程度と少なめですので、観光スケジュールを立てる際には時刻表の確認を忘れずに行いましょう。

路線バス(関東自動車)

那須烏山市・那珂川町エリアでは、主に関東自動車が運行する路線バスが活躍しています。JR烏山駅からは、那珂川町方面へのバスが定期的に出ており、馬頭温泉郷那珂川町馬頭広重美術館などの観光施設へもアクセス可能です。

ただし、バスの本数は都市部に比べると少ないため、時刻表を事前に確認するか、運行情報アプリを活用するのがおすすめです。

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レンタカー・マイカーでの移動

観光には車移動が最適

那須烏山市や那珂川町の観光地は、自然豊かな山間部や田園地帯に点在しており、公共交通機関だけでの移動はやや不便です。そのため、レンタカーやマイカーの利用が非常におすすめです。

JR烏山駅周辺や宇都宮市内には複数のレンタカー会社があります。宇都宮駅などでレンタカーを借り、那須烏山・那珂川方面を巡ると、時間に縛られずに観光を楽しめます。

車で巡るおすすめスポット
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タクシーの利用

地域密着型のタクシーサービス

地域の移動手段として、地元タクシー会社の利用も可能です。特に鉄道駅や温泉施設、観光施設などではタクシーの配車が可能で、短距離の移動や公共交通のつなぎとして重宝されます。

タクシーを利用する場合は、事前に電話予約をしておくと安心です。

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自転車での観光

レンタサイクルの活用

那珂川町や那須烏山市では、一部エリアでレンタサイクルのサービスも提供されています。自然や里山の風景を楽しみながら移動できるので、天候が良い日には特におすすめです。

ただし坂道の多い地域もあるため、電動アシスト自転車を選ぶと快適に移動できます。利用の際は、観光案内所や宿泊施設などでレンタル状況を確認してください。

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移動に関するアドバイス

移動は計画的に

那須烏山市・那珂川町は自然に囲まれたエリアであり、観光スポットが広範囲に分散しています。そのため、事前に移動手段とルートを計画しておくことで、時間を有効に使いながら旅を楽しむことができます。

ナビや地図アプリの活用

山間部や農村部では案内板が少ない場所もあるため、スマートフォンの地図アプリやカーナビを活用するのが便利です。電波状況が不安定な場所もあるため、オフラインマップの準備もあると安心です。

那須烏山・那珂川の観光コース

モデルコース:1泊2日で巡る里山と歴史の旅

【1日目】那須烏山市エリアを満喫

午前:烏山駅到着・龍門の滝を見学

JR烏山駅に到着したら、最初の目的地は龍門の滝へ向かいましょう。高さ20m・幅65mを誇る壮大な滝は、栃木県を代表する名瀑です。滝のすぐそばまで歩いて近づける遊歩道が整備されており、マイナスイオンに包まれた癒しの時間が楽しめます。

昼食:地元グルメ「ししまる定食」や蕎麦を堪能

烏山駅周辺には、地元産の鹿肉を使用した「ししまる定食」や、風味豊かな手打ち蕎麦を味わえるお店があります。特に「そば処山水」や「手打ちそば いづるや」などが人気です。

午後:烏山城跡と山あげ会館を見学

食後は、那須烏山市の歴史を感じる烏山城跡へ。山城跡の散策では、城下町の雰囲気や古道の風景を楽しめます。次に訪れたいのは山あげ会館

夕方:那珂川町へ移動・馬頭温泉郷で宿泊

那珂川町の馬頭温泉郷へ移動して宿泊します。那珂川を望む露天風呂付き旅館が多く、透明度の高いアルカリ性温泉で旅の疲れを癒すことができます。八溝温泉ホテル美玉の湯などがおすすめです。

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【2日目】那珂川町の自然と芸術を満喫

午前:馬頭広重美術館を見学

那珂川町が誇る文化施設馬頭広重美術館

昼食:道の駅ばとうで郷土料理を楽しむ

道の駅ばとうでは、地元の野菜や名物「那珂川町和牛」を使用した料理が味わえます。レストランや物産館でお土産選びもでき、旅の中継地点として最適です。

午後:那珂川清流公園で自然体験・帰路へ

最後は那珂川清流公園

その後、那須塩原駅または宇都宮駅まで車またはバスで移動し、帰路につきます。

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その他の立ち寄りスポット

  • 小砂焼の里(那珂川町):伝統の陶芸体験ができる窯元が多数。
  • 南平台温泉(那須烏山市):日帰り入浴も楽しめる静かな温泉。
  • 大山田温泉(那珂川町):山間の秘湯でリラックス。

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